
犬のごはんには、ドライフードのほかにも「ウェットフード」や「フレッシュフード」など、さまざまな種類があります。
どちらも水分を多く含むフードですが、「何が違うの?」「愛犬にはどちらを選べばいい?」と迷う方もいるのではないでしょうか。
ウェットフードとフレッシュフードの大きな違いは、言葉の定義と一般的な保存方法・製造方法です。
ウェットフードは、水分を多く含み、容器に充填した後に殺菌工程を経る商品が一般的です。
一方、フレッシュフードには統一された明確な定義がなく、一般的には肉や魚、野菜などを調理し、冷蔵・冷凍で保存するタイプの商品を指します。
そのため、「ウェットかフレッシュか」という名称だけで優劣を判断するのではなく、それぞれの商品ごとに製法・保存方法・栄養設計を確認することが大切です。
この記事では、犬のウェットフードとフレッシュフードの違いを比較し、それぞれの特徴や選ぶときのポイントをわかりやすく解説します。
・ウェットフードとフレッシュフードは、どちらも水分を多く含む犬用フードですが、製造方法や保存方法に違いがあります。
・ウェットフードは一般的に容器に密封して加熱殺菌し、フレッシュフードは調理後に冷蔵・冷凍で保存する製品が中心です。
・どちらが優れているというものではなく、栄養設計や保存のしやすさ、愛犬の好みなどを考えて選ぶことが大切です。
・この記事では、ウェットフードとフレッシュフードの違いや共通点、選び方、ドライフードとの併用方法について解説します。
ウェットフードとフレッシュフードの違い

ウェットフードとフレッシュフードは、どちらも水分を多く含む食事ですが、一般的な製造方法や保存方法に違いがあります。
主な特徴を比べてみましょう。
| ウェットフード | フレッシュフード | |
| 言葉の位置づけ | 水分量や製法などをもとにした一般的なペットフード区分 | 統一された明確な定義はない |
| 水分 | 多い(75%程度) | 多いものが一般的 (商品によって異なる) |
| 製造方法 | 容器に充填し、品質保持のために殺菌工程を経る商品が一般的 | 食材を調理した後、冷蔵・冷凍で保存する商品が多い |
| 未開封での保存 | 常温保存できる商品が多い | 冷蔵・冷凍保存の商品が多い |
| 見た目・食感 | ペースト、ムース、ほぐし身 などさまざま | 肉や野菜の形や食感を残した 商品が多い |
| 手軽さ | ストックしやすく、そのまま与えられる商品が多い | 冷凍の場合は保管スペースや解凍が必要 |
| 選ぶ際の注意 | 総合栄養食か、原材料・栄養設計を確認 | 名称だけで判断せず、製法・栄養設計・保存方法まで確認 |
※一般社団法人ペットフード協会「ペットフードの種類」 参照
ペットフード協会では、「ウェットフード」について、水分75%程度で、品質保持のために殺菌工程を経た、缶詰やアルミトレー、レトルトパウチなどのフードとしています。
一方、「フレッシュフード」は、ウェットフードのように水分量や容器などによって統一された区分が定められているわけではありません。
そのため、「フレッシュフード」という名称だけで判断せず、商品の製法や原材料、栄養設計、保存方法などを確認することが大切です。
犬のウェットフードとは?

ウェットフードは、水分を多く含むペットフードです。
肉や魚の形を残したものから、ムース状やペースト状のものまで、食感は商品によってさまざまです。
◆食事と一緒に水分を摂れる
ウェットフードは水分を多く含むため、食事と一緒に水分を摂ることができます。
ただし、ウェットフードを与えている場合でも、飲み水が不要になるわけではありません。愛犬がいつでも水を飲めるよう、新鮮な水を用意しておきましょう。
◆未開封なら常温保存できる商品も多い
缶やレトルトパウチなどに入ったウェットフードは、品質保持のための殺菌工程を経ており、未開封で常温保存できる商品も多くあります。
冷蔵庫や冷凍庫のスペースを必要としにくく、ストックしやすいことも特徴のひとつです。
一方、開封後は品質が変化しやすくなります。保存方法や保存できる期間は商品によって異なるため、パッケージに記載された方法を守りましょう。
犬のフレッシュフードとは?

フレッシュフードは一般的に、肉や魚、野菜などの食材を調理し、冷蔵または冷凍で保存するタイプのドッグフードを指します。
食材の形や色が分かるものなど、手作りごはんに近い見た目の商品もあります。
ただし、使用する食材や加熱方法、水分量、保存方法、栄養設計などは商品によって異なります。
◆食材の見た目や食感を活かした商品もある
フレッシュフードには、肉や野菜などを組み合わせ、食材の形や食感を残して調理している商品もあります。
ドライフードとは見た目や香り、食感が異なるため、愛犬の食事に違った楽しみを取り入れたい場合の選択肢にもなります。
◆冷蔵・冷凍保存が必要な商品が多い
フレッシュフードは、冷蔵または冷凍で流通・保存する商品が多くあります。
冷凍タイプでは長期間保管しやすい一方で、冷凍庫のスペースや食事前の解凍が必要です。
毎日の食事として取り入れる場合は、商品の内容だけでなく、家庭で無理なく保存・準備を続けられるかも確認しておくとよいでしょう。
ウェットフードとフレッシュフード、どちらを選ぶ?

どちらが優れているというものではなく、愛犬の好みや食べ方、飼い主さんが重視したいポイントによって選び方は変わります。
◆ウェットフードはこんな場合に
– 常温でストックできるものを選びたい
– 解凍などの準備をできるだけ減らしたい
– 外出先や旅行先でも使いやすいフードを探している
– ペーストやムースなど、愛犬が食べやすい食感を選びたい
◆フレッシュフードはこんな場合に
– 肉や野菜など、食材の形や食感を楽しめる食事を取り入れたい
– 手作りごはんに近い見た目の食事を取り入れたい
– 冷蔵・冷凍での保存や解凍に対応できる
– 普段のドライフードとは異なる香り・食感を楽しませたい
大事なのは、フードの種類だけで決めるのではなく、栄養設計や原材料、保存方法なども確認することです。
関連記事:ドッグフードの選び方|安全性・原材料・年齢別のポイントを解説

ウェットフードやフレッシュフードはドライフードと組み合わせてもいい?


商品によっては、ウェットフードやフレッシュフードをドライフードと組み合わせて与えることもできます。
いつものドライフードにトッピングすることで、異なる香りや食感を食事に取り入れられます。
PetonもGRANDSのドライフードと一緒に与えることができ、味や食材の違いを楽しみながら、愛犬の好みに合わせて取り入れられます。
ただし、組み合わせる場合は、追加するフードのエネルギー量を考慮し、その分だけドライフードの量を調整することが大切です。
また、新しいフードを取り入れる際は、一度に食事内容を大きく変えず、愛犬の食欲や便の状態などを確認しながら進めましょう。
※画像は、PetonフレッシュフードとGRANDSプレミアムドッグフードの組み合わせの一例です。
関連記事:犬のフードローテーションとは?|メリット・やり方・注意点を解説

GRANDSのフレッシュドッグフード「Peton」

GRANDSでは、「愛する家族の一員だからこそ、同じように美味しい時間を一緒に楽しみたい」という想いから、フレッシュドッグフード「Peton(ペトン)」をつくりました。
Petonは、素材のおいしさと毎日の健康を考えた栄養設計の両方を大切にした、愛犬のためのごちそうフレッシュフードです。
◆国産食材を使い、素材のおいしさを楽しめる


Petonは、お肉も野菜も国産の人用と同じ食材を使用しています。
平飼いでのびのび育ったブランド赤鶏をはじめ、国産馬肉・鹿肉、旬の野菜などを取り入れ、それぞれの食材が持つおいしさを活かしたレシピに仕上げています。
食材を丁寧に調理したあとは、できたての状態で急速冷凍。
肉や野菜の彩りを活かし、素材そのものの香りや食感、みずみずしさを楽しめるのがPetonの魅力です。
◆4つのレシピから選べて、毎日の食事を楽しめる

Petonでは、
・国産平飼いチキン
・国産馬肉
・国産平飼いチキン&国産サーモン
・国産鹿肉
の4つのレシピを用意しています。
その日の気分や愛犬の好みに合わせて選んだり、いつものドライフードと組み合わせたりと、食事に変化を取り入れることもできます。
「今日はどれにしよう?」と選ぶ時間も含めて、愛犬とのごはんの時間を楽しめるラインナップです。
◆「ごちそう」でも、毎日の主食にできる総合栄養食

Petonは、おいしさだけを重視した特別な日のごはんではありません。
AAFCO(米国飼料検査官協会)が定める、犬の成長期を含む全ライフステージの栄養基準を満たすよう、獣医師監修のもと栄養バランスを設計した総合栄養食です。
そのため、毎日の主食としてPetonだけで与えることも、いつものドライフードと組み合わせて取り入れることもできます。
「ごちそうのおいしさ」と「毎日の主食としての栄養設計」の両方を大切にしていることが、Petonの特徴です。
おわりに ― 違いだけでなく「愛犬に合うか」で選ぼう

ウェットフードとフレッシュフードには、それぞれ異なる特徴があります。
大切なのは、「ウェットだから」「フレッシュだから」という種類だけで選ぶのではなく、愛犬と毎日の暮らしに合った食事かどうかを考えることです。
主食として取り入れるなら栄養設計を確認し、原材料や保存方法、準備のしやすさ、愛犬の好みなども含めて選びましょう。
また、どちらかひとつに決める必要はありません。
商品によっては、いつものドライフードと組み合わせるなど、愛犬の食べ方や生活スタイルに合わせて取り入れることもできます。
FAQ|よくある質問
Q. ウェットフードとフレッシュフードの一番の違いは?
A. 一般的には、製造方法や保存方法に違いがあります。ウェットフードは品質保持のための殺菌工程を経た商品が多く、フレッシュフードは食材を調理し、冷蔵・冷凍で保存する商品が多くあります。
Q. フレッシュフードは毎日の主食にできる?
A. 商品によって異なります。毎日の主食として与える場合は、愛犬の成長段階に対応した「総合栄養食」であるかを確認しましょう。
Q. ウェットフードとフレッシュフードはどちらがいい?
A. どちらか一方がすべての犬に適しているわけではありません。栄養設計や原材料、保存方法、愛犬の好みや食べ方などを確認して選ぶことが大切です。
Q. フレッシュフードはドライフードと一緒に与えてもいい?
A. 商品によっては、ドライフードと組み合わせて与えることもできます。その場合は、1日に必要なエネルギー量を考え、追加するフードの分だけドライフードの量を調整しましょう。
参考文献
関連記事
・ドッグフードの選び方|安全性・原材料・年齢別のポイントを解説
・犬のフードローテーションとは?|メリット・やり方・注意点を解説




