
犬のごはんの選択肢として、肉や魚、野菜などの食材を使った「フレッシュフード」があります。
食材の香りや食感を楽しめることや、食事と一緒に水分を摂れることなどから、愛犬の毎日の食事に取り入れてみたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
一方で、フレッシュフードにはさまざまな商品があり、使用している食材や栄養設計、保存・準備の方法なども異なります。
「どの商品を選べばいい?」「毎日の主食にできる?」「何を比較したらいい?」と迷うこともあるでしょう。
この記事では、犬用フレッシュフードを比較しながら、選ぶときに確認したいポイントや特徴、取り入れる際の注意点をわかりやすく解説します。
・犬のフレッシュフードは、肉や魚、野菜などを調理し、冷蔵・冷凍で保存するタイプのドッグフードです。
・毎日の主食として選ぶ場合は、そのフードと水だけで必要な栄養を摂れる「総合栄養食」で、愛犬の成長段階に対応しているかを確認しましょう。
・商品によって原材料や栄養設計、価格、保存方法などが異なるため、愛犬の体質や好み、続けやすさを考えて比較することが大切です。
・この記事では、おすすめの犬用フレッシュフード5商品の比較や選び方、取り入れる際の注意点について解説します。
犬のフレッシュフードとは?

フレッシュフードは一般的に、肉や魚、野菜などの食材を調理し、冷蔵または冷凍で保存するタイプのドッグフードを指します。
食材の形や色、食感を活かした商品もあり、ドライフードとは異なる香りや食感を楽しめるのも特徴のひとつです。
また、水分を多く含む商品が多いため、食事と一緒に水分を摂ることもできます。
商品によっては、毎日の主食として与えたり、ドライフードと組み合わせたりすることもできます。
ただし、「フレッシュフード」には統一された明確な定義があるわけではありません。
使用する食材や調理方法、水分量、栄養設計、保存方法などは商品によって異なります。
そのため、「フレッシュフードだから」という理由だけで選ぶのではなく、栄養設計や原材料、保存方法などを確認し、それぞれの商品を比較して選ぶことが大切です。
【関連記事:犬のウェットフードとフレッシュフードの違いは?特徴や選び方をわかりやすく解説】

犬のフレッシュフードを選ぶときの5つのポイント

フレッシュフードは、商品によって使用する食材や栄養設計、製造方法、保存方法などが異なります。
愛犬に合ったものを選ぶために、次の5つのポイントを確認しましょう。
| 確認するポイント | チェックしたいこと |
| ① 主食なら「総合栄養食」か | 愛犬の成長段階に対応した「総合栄養食」であるかを確認する |
| ② 原材料 | どのような肉・魚・野菜などが使われているか、原材料表示を確認する |
| ③ 対象年齢 | 子犬・成犬・全年齢など、愛犬の成長段階に対応しているかを確認する |
| ④ 製造・品質管理 | 製造場所や調理方法、衛生・品質管理について公開されている情報を確認する |
| ⑤ 保存・準備のしやすさ | 保存方法や解凍方法、冷凍庫の保管スペース、1袋の量、解凍後の保存方法などを確認する |
◆主食として選ぶなら「総合栄養食」を確認
フレッシュフードだからといって、すべての商品が総合栄養食とは限りません。
総合栄養食とは、そのフードと水だけで、指定された成長段階の犬に必要な栄養をバランスよく摂れるよう設計されたペットフードです。
毎日の主食として取り入れる場合は、愛犬の成長段階に対応した「総合栄養食」であるかを確認しましょう。
【関連記事:犬の総合栄養食とは?|主食に選ぶドッグフードの考え方】

おすすめの犬用フレッシュフードを比較

犬用のフレッシュフードにはさまざまな商品があり、原材料や栄養設計、対象ライフステージなども異なります。
ここでは、冷凍タイプの犬用フレッシュフード5商品について、価格や目的、対象ライフステージ、原材料などを比較します。
| 比較項目 | Peton | PETOKOTO FOODS | ココグルメ | Buddy FOOD | WAN-DELI-TOKYO |
| 価格(100gあたり) | 720円 | 890円 | 620円 | 約359〜520円 | 約792〜825円 |
| 目的 | 総合栄養食 | 総合栄養食 | 総合栄養食 | 総合栄養食 | 一般食※ |
| 対象ライフステージ | 全年齢 | 全年齢 | 全年齢 | 成犬・シニア犬 | 幼犬(生後6か月〜)からシニア犬 |
| 主な原材料 | 国産平飼いブランド赤鶏、国産馬肉・鹿肉・サーモン、野菜など | 国産牛肉、国産豚肉、国産鶏肉、国産魚、野菜など | 魚類(すけそうだらなど)、鶏肉、豚肉、鹿肉、野菜など | 国産牛肉、国産鶏肉、国産豚肉、国産魚など | 国産鶏肉、国産豚肉、国産鹿肉、国産魚、野菜など |
| レシピ数 | 4種類 | 4種類 | 5種類 | 6種類※ | 10種類 |
※価格は2026年9月時点の各社公式サイトの通常購入価格(税込・送料除く)を100gあたりに換算しています。商品・レシピによって価格が異なる場合は価格帯で記載し、割引価格は含みません。
※原材料はレシピによって異なります。
※Buddy FOODは「Buddy FOOD Original」、WAN-DELI-TOKYOは「MY-DOG DELI」を比較対象としています。
製造方法や保存・解凍方法なども商品によって異なるため、購入前に各商品の公式サイトやパッケージを確認することも大切です。
それぞれの違いを比較しながら、愛犬の年齢や好み、毎日の暮らしに合ったものを選びましょう。
フレッシュフードを取り入れるときの注意点

フレッシュフードを取り入れる際は、保存方法や給与量など、いくつか確認しておきたい点があります。
◆保存・解凍方法を確認する
冷凍タイプは、商品ごとの保存・解凍方法に従いましょう。
冷凍庫の保管スペースや解凍の手間も含め、無理なく続けられるか確認しておくことも大切です。
◆適切な給与量を確認する
必要な食事量は、体重や年齢、活動量などによって異なります。
商品の給与量を目安に、愛犬の体重や体型に合わせて調整しましょう。
◆初めて与えるときは少しずつ
フードを変更する場合は、食欲や便の状態などを確認しながら、少しずつ切り替えましょう。
◆ドライフードと組み合わせる場合は全体量を調整する
トッピングとして使う場合は、ドライフードを含めた食事全体の量やエネルギー量を確認し、与えすぎにならないよう調整しましょう。
GRANDSのフレッシュドッグフード「Peton」

GRANDSの「Peton」は、「愛する家族の、ごちそうごはん。」をコンセプトにしたフレッシュドッグフードです。
素材のおいしさだけでなく、原材料や製造方法、毎日の主食としての栄養バランスにもこだわっています。
◆国産食材にこだわり、素材のおいしさを活かす

Petonは、お肉も野菜もすべて国産の人用と同じ食材を使用しています。
平飼いで育ったブランド赤鶏や国産馬肉・鹿肉、旬の野菜など、素材のおいしさを活かしたレシピに仕上げています。
◆国内の食品工場で調理し、できたてを急速冷凍

Petonは、人の食品を製造する国内工場で調理しています。
製造工場は食品安全マネジメントシステム「JFS-B規格」を取得し、調理後はできたての状態で急速冷凍しています。
◆4つのレシピを楽しめる総合栄養食

Petonは、国産平飼いチキン・国産馬肉・国産平飼いチキンと国産サーモン・国産鹿肉の4つのレシピを用意しています。
獣医師監修のもと、AAFCOが定める成長期を含む全ライフステージの栄養基準を満たすよう設計した総合栄養食で、子犬からシニア犬まで毎日の主食として与えられます。
◆ドライフードと組み合わせても楽しめる

Petonは、毎日の主食としてだけでなく、いつものドライフードにトッピングして取り入れることもできます。
異なる香りや食感を楽しめますが、組み合わせる場合は、食事全体の給与量やエネルギー量を調整しましょう。
※画像は、PetonフレッシュフードとGRANDSプレミアムドッグフードの組み合わせの一例です。
おわりに–「おすすめ」だけでなく、愛犬に合う基準で選ぶ

フレッシュフードにはさまざまな商品があり、原材料や栄養設計、対象年齢、保存方法なども異なります。
そのため、「人気だから」「おすすめされているから」という理由だけでなく、毎日の主食にするなら総合栄養食か、どのような食材が使われているか、無理なく続けられるかなどを確認することが大切です。
愛犬の年齢や好み、食べ方、毎日の暮らしに合わせて、その子に合ったフレッシュフードを選んでいきましょう。
愛犬に合った食事を選ぶ際の参考になりましたら幸いです。
FAQ|よくある質問
Q. フレッシュフードは毎日の主食にできますか?
「総合栄養食」で、愛犬の成長段階に対応した商品であれば、毎日の主食として与えられます。
Q. 子犬やシニア犬にも与えられますか?
対象年齢や成長段階に合った商品であれば与えられます。商品ごとの表示を確認しましょう。
Q. ドライフードと一緒に与えてもいいですか?
一緒に与えることもできます。食事全体で与えすぎにならないよう、給与量を調整しましょう。
Q. 冷凍のフレッシュフードはどう保存しますか?
商品に記載された保存・解凍方法に従いましょう。解凍後の保存期間も商品によって異なります。
参考文献
関連記事
・犬のウェットフードとフレッシュフードの違いは?特徴や選び方をわかりやすく解説
・犬の総合栄養食とは?|主食に選ぶドッグフードの考え方




