【獣医師監修】犬の手作りご飯はよくない?メリット・注意点とフレッシュフードを解説

「犬の手作りご飯はよくない」「栄養が偏るからやめたほうがいい」と聞いて、不安に感じたことはありませんか?

手作りご飯は、使う食材を自分で選べる一方で、毎日の主食として与える場合は、犬に必要な栄養を満たせるよう食事全体を考える必要があります。

そのため、手作りご飯そのものが一概によくないわけではありませんが、食材の選び方や栄養バランスなど、注意したいポイントがあります。

また、「食材を活かした食事を与えたい」と考えていても、毎日の調理や栄養設計を続けることが難しい場合もあるでしょう。

そうした場合は、家庭で作る手作りご飯だけでなく、調理済みの食事を取り入れる方法もあります。

この記事では、犬の手作りご飯が「よくない」と言われる理由やメリット・注意点に加え、毎日の食事を無理なく続けるための選択肢についても解説します。

・犬の手作りご飯は一律に「よくない」ものではなく、食材の選び方や栄養バランスによって評価が変わります。

・食材を自分で選べる、水分を摂りやすいなどのメリットがある一方、栄養設計や保存管理には注意が必要です。

・特にカルシウムやビタミン・ミネラルの不足に注意し、毎日の主食にする場合は必要な栄養を過不足なく摂れるようにすることが大切です。

・この記事では、犬の手作りご飯が「よくない」といわれる理由やメリット・デメリット、安全に取り入れるための考え方を解説します。

なぜ「犬の手作りご飯はよくない」と言われるの?

犬の手作りご飯が「よくない」と言われる理由のひとつに、必要な栄養をバランスよく整える難しさがあります。

肉や魚、野菜など、犬が食べられる食材を組み合わせていても、それだけで必要な栄養をすべて満たせるとは限りません。

自己流の食事では、必要な栄養素が不足したり、反対に摂りすぎたりする可能性もあります。

また、人が食べられる食材の中にも犬には与えてはいけないものがあるため、食材の選び方や管理にも注意が必要です。

【手作りご飯が「よくない」と言われる主な理由】 

ただし、手作りご飯そのものが「よくない」わけではありません。
大切なのは、犬に必要な栄養や食材の安全性を理解したうえで、食事全体のバランスを考えることです。

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手作りご飯のメリット

犬の手作りご飯には、使用する食材を自分で選べることや、水分を食事から取り入れやすいことなどのメリットがあります。

■ 食材を自分で選べる
使用する食材を自分で選び、愛犬の好みに合わせて取り入れられるのが特徴です。

■ 香りが立ちやすい
調理した食材は香りが立ちやすく、愛犬の食欲につながる場合があります。

■ 水分を取り入れやすい
肉や魚、野菜などの食材に含まれる水分に加え、スープ状にするなど、食事から水分を取り入れやすいのも特徴です。

ただし、「手作りだから必ず健康によい」というわけではありません。
メリットだけでなく、栄養バランスや食材の安全性などにも目を向けることが大切です。


手作りご飯の注意点・デメリット

犬の手作りご飯では、食材の安全性だけでなく、食事全体の栄養バランスにも注意が必要です。

栄養バランスの偏りに注意する

肉や野菜など、特定の食材に偏った食事では、犬に必要な栄養素を十分に摂れない場合があります。

特に毎日の主食として与える場合は、カルシウムなどのミネラルやビタミンも含め、犬に必要な栄養を満たせるよう食事全体を考えることが大切です。

基本的に味付けは必要ない

犬の手作りご飯に、人と同じような味付けをする必要はありません。
塩やしょうゆなどの調味料は加えず、基本的には食材そのものを調理して与えましょう。

犬に与えてはいけない食材を確認する

人が食べられるものでも、犬には与えてはいけない食材があります。
玉ねぎなどのネギ類、チョコレート、ぶどう・レーズンなどは避け、初めて使う食材は犬が食べても問題ないか事前に確認しましょう。

初めて与える食材は少しずつ

初めて使う食材を一度に多く取り入れるのではなく、愛犬の食欲や便の状態などを確認しながら取り入れましょう。

手作りご飯を毎日続けるには、食材の準備や調理に加え、栄養バランスを考える必要があります。
一方、食材を活かした食事を取り入れる方法には、家庭で作る手作りご飯のほかに、フレッシュフードという選択肢もあります。


手作りご飯とフレッシュフードはどう違う?

フレッシュフードとは、肉や魚、野菜などの食材を調理し、冷蔵や冷凍で保存・販売されるペットフードを指すことが一般的です。

ただし、「フレッシュフード」に明確に統一された定義があるわけではなく、原材料や製法、保存方法などは商品によって異なります。

手作りご飯とフレッシュフードは、どちらも肉や魚、野菜などの食材を取り入れられますが、誰が調理・栄養設計するのか、取り入れる際の手間などに違いがあります。

比較項目手作りご飯フレッシュフード
食材の選び方飼い主が使用する食材を選ぶ原材料を確認して商品を選ぶ
調理飼い主が家庭で調理するメーカーが調理した商品を選ぶ
栄養設計飼い主が食事全体の栄養を考えるメーカーが栄養設計した商品を選ぶ
手軽さ食材の準備や調理に手間がかかる保管場所の確保や冷凍の場合は解凍が必要

手作りご飯は、使用する食材を自分で選べる一方、毎日の調理や栄養バランスを考える必要があります。

一方、フレッシュフードは調理済みの商品を選べるため、食材を活かした食事を取り入れながら、毎日の調理にかかる負担を抑えやすいのが特徴です。

ただし、すべてのフレッシュフードが総合栄養食とは限りません。
毎日の主食として取り入れる場合は、「総合栄養食」であるかを確認しましょう。

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毎日手作りするのが難しいときは?

手作りご飯を毎日の主食として続ける場合は、食材の準備や調理だけでなく、犬に必要な栄養バランスを考えることも大切です。

「食材を活かした食事を与えたいけれど、毎日の調理や栄養設計まで続けるのは難しい」という場合は、調理済みのフレッシュフードを取り入れる方法もあります。

また、毎日の食事をすべて手作りにする必要はありません。
総合栄養食を基本に手作りご飯を取り入れるなど、愛犬の状態や好み、飼い主さんの生活スタイルに合わせて、無理なく続けられる方法を選びましょう。

※一般社団法人ペットフード協会「ペットフードの種類」参照

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GRANDSのフレッシュドッグフード「Peton」

毎日の調理や栄養設計にかかる負担を抑えながら、食材を活かした食事を取り入れたい場合の選択肢のひとつが、フレッシュドッグフードです。

GRANDSの「Peton」は、「愛する家族の、ごちそうごはん。」をコンセプトに、素材のおいしさと毎日の食事に必要な栄養バランスの両方にこだわった、冷凍タイプのフレッシュドッグフードです。

◆国産食材を使った4つのレシピ

Petonは、お肉も野菜もすべて国産の人用と同じ食材を使用しています。
平飼いでのびのび育ったブランド赤鶏をはじめ、国産馬肉・鹿肉、旬の野菜などを取り入れ、それぞれの食材が持つおいしさを活かしたレシピに仕上げています。

国産平飼いチキン・国産馬肉・国産平飼いチキンと国産サーモン・国産鹿肉の4つのレシピがあります。

◆調理済みだから毎日の食事に取り入れやすい

家庭で食材を一から準備して調理する必要がなく、冷凍で届いたPetonを解凍して与えられます。
手作りご飯のように毎回食材を準備・調理する負担を抑えながら、食材を活かした食事を取り入れやすいのが特徴です。

主食としてはもちろん、いつものフードへのトッピングとしても取り入れられます。

◆毎日の主食にできる総合栄養食

AAFCO(米国飼料検査官協会)が定める、犬の成長期を含む全ライフステージの栄養基準を満たすよう、獣医師監修のもと栄養バランスを設計した総合栄養食です。

子犬からシニア犬まで、毎日の主食として取り入れられます。


おわりに ― 「手作り=よくない」ではなく、無理なく続けられる食事を

犬の手作りご飯は、一概に「よくない」といえるものではありません。

使用する食材を自分で選べるなどのメリットがある一方で、毎日の主食として続ける場合は、栄養バランスや食材の安全性に配慮する必要があります。

大切なのは、手作りすること自体にこだわるのではなく、愛犬の状態や好み、飼い主さんの生活スタイルに合わせて、無理なく続けられる食事を選ぶことです。

毎日の手作りが難しい場合は、総合栄養食のドッグフードやフレッシュフードを取り入れる方法もあります。

愛犬に合った毎日の食事を考える際の参考になりましたら幸いです。


FAQ|よくある質問

Q. 犬の手作りご飯は危険ですか?
A. 手作りご飯だから一概に危険とはいえません。ただし、毎日の主食として与える場合は、栄養バランスや犬に与えてはいけない食材などに注意が必要です。

Q. 手作りご飯だけで犬に必要な栄養は摂れますか?
A. 犬に必要な栄養を満たすよう適切に設計する必要があります。自己流では一部の栄養素が不足したり、過剰になったりする可能性があるため注意しましょう。

Q. 手作りご飯とフレッシュフードの違いは?
A. 手作りご飯は飼い主さんが食材を選んで調理するのに対し、フレッシュフードはメーカーなどが調理した商品を購入するのが一般的です。商品によって栄養設計や保存方法などは異なります。

Q. 手作りご飯で注意したい食材は?
A. 玉ねぎなどのネギ類、チョコレート、ぶどう・レーズンなど、犬に与えてはいけない食材があります。使用する前に犬が食べても問題ない食材か確認しましょう。


参考文献

・一般社団法人ペットフード協会「ペットフードの種類」


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