
「愛犬がおやつは食べるのに、ドッグフードを食べてくれない」
「ご飯を出しても食べず、おやつばかり欲しがる」
このような愛犬の食事の悩みを抱えていませんか?
犬がおやつは食べるのにご飯を食べない理由には、フードの好みやおやつの与えすぎ、食習慣、体調不良などが考えられます。
おやつを食べられるからといって健康とは限らず、主食を食べない状態が続くと栄養不足につながる可能性もあります。
この記事では、おやつだけ食べる原因や受診の目安、主食を食べてもらうための対処法や食事の工夫について解説します。
- 犬がおやつは食べるのにご飯を食べない原因には、フードの好みやおやつの与えすぎ、食習慣、体調不良などがあります。
- おやつを食べていても健康とは限らず、元気や食べ方に異変がある場合は、病気や口の痛みにも注意が必要です。
- おやつだけでは栄養が偏りやすいため、与える量やタイミングを見直し、総合栄養食を中心とした食生活を整えることが大切です。
- この記事では、受診が必要なサインの見分け方から、食事習慣の見直し方、主食を食べてもらうための工夫まで紹介します。
犬がご飯を食べないのにおやつは食べる理由とは?

犬がおやつは食べるのにドッグフードを食べない場合、おやつの与えすぎやフードの好み、食習慣などが関係していることがあります。
ただし、体調不良や口の痛みが原因の場合もあるため、単なる好き嫌いやわがままと決めつけないことが大切です。
| 主な原因 | 考えられること |
| おやつの与えすぎ | 間食で満腹になり、主食を食べる量が減っている |
| フードの好み | おやつの香りや味、食感を好み、ドッグフードへの関心が低くなっている |
| 食習慣の影響 | ご飯を残すとおやつがもらえる経験が重なり、主食を食べなくなっている |
| 食事環境やストレス | 食事中の騒音や生活環境の変化などで、落ち着いて食べられない |
| 病気や口の痛み | 胃腸の不調や歯周病などによって、普段のフードを食べにくくなっている |
※主な原因の一例であり、すべての犬に当てはまるわけではありません。
おやつは食べるのにご飯を食べないとき、病院に行くべき?

おやつを食べられても、必ずしも健康とは限りません。
急に主食を食べなくなった場合や、元気・食べ方に変化がある場合は、体調不良や口の痛みなどが隠れている可能性があります。
◆ 受診を考えたいサイン
| 受診の目安 | 愛犬の状態 |
| すぐに受診 | ・ぐったりしている ・呼吸や意識に異常がある ・繰り返し吐く、水を飲んでも吐く ・大量の血便がある |
| 早めに獣医師へ相談 | ・急に主食を食べなくなった ・食欲低下が続く ・体重が減っている ・食べにくそうにしている ・少量でも血便が見られる |
| 状態を確認しながら判断 | ・元気があり、水も飲めていて、食事量の低下が一時的 ・ほかに異常が見られない |
※主食をほとんど食べない状態が続く場合は、元気があっても早めに獣医師へ相談しましょう。特に子犬・シニア犬・持病のある犬は注意が必要です。
参考:環境省 飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~「4-2 日頃の体調管理」
◆ 歯や口の痛みが隠れていることも

おやつは食べられても、ドッグフードを噛むときに痛みを感じている可能性があります。
次のような様子がないか確認しましょう。
- フードを口に入れても落としてしまう
- 片側だけで噛もうとする
- よだれが増えた、口臭が強くなった
- 食べたそうにするのに、食べ始めない
こうした変化が見られる場合は、歯周病や口内炎などの可能性もあるため、獣医師に相談しましょう。
犬がご飯を食べない原因は、体調不良やストレス、加齢などさまざまです。
食欲不振の原因や対処法については、犬がご飯を食べない理由とは?の記事で詳しく解説しています。

犬がおやつばかり食べるとどうなる?

おやつ中心の食生活が続くと、必要な栄養が不足したり、カロリーの摂りすぎにつながったりする可能性があります。
おやつと総合栄養食では役割が異なるため、それぞれの違いを理解して与えることが大切です。
◆ おやつと総合栄養食の違い

| 種類 | 主な役割 |
| 総合栄養食 | そのフードと水だけで、対象となる成長段階に必要な栄養を摂れるよう設計された主食 |
| おやつ(間食) | ご褒美やコミュニケーションなどを目的として与える補助的な食べ物 |
おやつは必ずしも主食に必要な栄養バランスを満たしているわけではないため、総合栄養食の代わりに与え続けることは避けましょう。
関連記事:犬の総合栄養食とは?|主食に選ぶドッグフードの考え方を解説

◆ おやつは1日に必要なエネルギー量の10%以内を目安に

WSAVA(世界小動物獣医師会)では、犬のおやつは1日に必要なエネルギー量の10%以内を目安にすることを推奨しています。※
例えば、1日に400kcalが必要な犬なら、おやつは40kcal以内が目安です。
ただし、主食をほとんど食べていない場合は、おやつを10%以内に抑えるだけでは十分な対策になりません。
食事全体の摂取量や栄養バランスを確認することが大切です。
※WSAVA Global Nutrition Committee. Feeding Treats to Your Dog. 2024.
おやつしか食べない犬への対処法|食事習慣の見直し

犬がおやつばかり食べる場合は、おやつの与え方や普段の食事習慣を見直してみましょう。
1. おやつの量とタイミングを見直す

おやつを頻繁に与えると、食事の時間にお腹が空かず、主食を食べる量が減ることがあります。
まずは、次の3点を確認しましょう。
- 食事の直前におやつを与えない
- 家族全員で1日のおやつの量を把握する
- ご褒美には主食のドッグフードを一部活用する
2. ドッグフードの給与量を確認する

フードの量が多すぎると、食べ残しにつながることがあります。
パッケージの給与量を参考に、体重・年齢・活動量・体型に合った量か確認しましょう。
おやつやトッピングのカロリーも含めて調整することが大切です。
3. 食事の時間と環境を整える

食事の時間や周囲の環境が、食べ方に影響することもあります。
- 食事はできるだけ決まった時間に与える
- 静かで落ち着ける場所に食器を置く
- 食事中は必要以上に声をかけず、見守る
健康状態に問題がない犬では、食事を一定時間で片づける方法もありますが、無理に空腹にさせることは避けましょう。
4. ご飯を残すたびに別の食べ物を出さない

ご飯を食べないたびにおやつや別のフードを出すと、好みの食べ物を待つ習慣につながることがあります。
病気や口の痛みなどが原因でない場合は、食事の内容を頻繁に変えすぎず、一定の食習慣を整えることを意識しましょう。
主食を食べてもらうための工夫|香り・食感・トッピング

おやつの量や食事習慣を見直すことに加え、フードの香りや食感を工夫する方法もあります。
【主食を食べてもらうための3つの工夫】

◆フードの香りを引き立てる
フードを少し温めることで香りが立ち、食事への関心が高まる場合があります。
ウェットフードなどは人肌程度に温め、熱すぎないことを確認してから与えましょう。
◆食べやすい食感に調整する
ドライフードが硬くて食べにくそうな場合は、ぬるま湯でふやかしてやわらかくする方法があります。
ただし、噛みにくそうにする、口からフードを落とすといった様子がある場合は、歯や口のトラブルも考えられるため、獣医師に相談しましょう。
◆トッピングを少量取り入れる
ドッグフードにウェットフードやフレッシュフードを少量組み合わせることで、香りや食感に変化をつけられます。
ただし、トッピングだけを選んで食べていないかを確認し、1日の総カロリーや栄養バランスにも配慮しましょう。
関連記事:犬のウェットフードとフレッシュフードの違いは?特徴や選び方をわかりやすく解説

GRANDSが提案する、素材の風味を活かしたフレッシュフード「Peton」

体調面に問題がないことを確認できた場合は、毎日の主食を見直す方法として、フレッシュフードを取り入れることも選択肢の一つです。
GRANDSのフレッシュドッグフード「Peton(ペトン)」は、国産の肉や野菜を使用し、素材のおいしさと栄養バランスに配慮した総合栄養食です。
国産食材を使用した4つのレシピ


Petonは、国産の肉や野菜を丁寧に調理し、できたての状態で急速冷凍しています。
次の4種類のレシピを用意しており、愛犬の好みに合わせて選べます。
- 国産平飼いチキン
- 国産馬肉
- 国産平飼いチキン&国産サーモン
- 国産鹿肉
毎日の主食にも、ドライフードのトッピングにも


Petonは、AAFCOの全ライフステージの栄養基準を満たすよう、獣医師監修のもと設計された総合栄養食です。
そのため、Petonだけを毎日の主食として与えることも、いつものドライフードと組み合わせることもできます。
組み合わせる際は、1日の総カロリーに合わせてそれぞれの給与量を調整し、初めて与える場合は少量から取り入れましょう。
※GRANDSのドライフードとの組み合わせ例を紹介していますが、普段お使いのドライフードと組み合わせることも可能です。
関連記事:犬のフレッシュフードおすすめ|比較してわかる選び方や特徴を解説

まとめ|おやつだけでなく、主食を食べる習慣を大切に

犬がおやつは食べるのにご飯を食べない場合、おやつの与えすぎやフードの好み、食習慣などが関係していることがあります。
まずはおやつの量やタイミングを見直し、愛犬に合った食事環境を整えることが大切です。フードの香りや食感を工夫する方法もあります。
ただし、おやつを食べていても健康とは限りません。
急に食べなくなった場合や体調に異変がある場合は、獣医師に相談しましょう。
愛犬の様子を確認しながら、総合栄養食を中心とした食生活を整えていきましょう。
FAQ|よくある質問
Q1. 犬が元気なのに、おやつしか食べないのはなぜですか?
おやつの与えすぎやフードの好み、食習慣などが考えられます。
ただし、元気でも体調不良が隠れている場合があるため、食べない状態が続く場合は受診しましょう。
Q2. ご飯を食べない犬には、おやつを与えない方がよいですか?
必ずしも完全にやめる必要はありませんが、おやつで満腹にならないよう、量やタイミングを見直しましょう。
主食を食べない状態が続く場合は、獣医師に相談することが大切です。
Q3. おやつしか食べない犬にトッピングは有効ですか?
香りや食感を変える工夫として取り入れられます。ただし、トッピングだけに偏らず、主食の摂取量や栄養バランスにも注意しましょう。
Q4. おやつは食べるのにドッグフードを食べない場合、フードを変えてもよいですか?
好みや食べやすさに合わせて変更することも選択肢です。主食には総合栄養食を選び、少量から切り替えましょう。
ただし、急な食欲低下には体調不良の可能性もあるため注意が必要です。
参考文献
・環境省 飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~「4-2 日頃の体調管理」
・WSAVA Global Nutrition Committee. Feeding Treats to Your Dog. 2024.
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