
こんにちは。GRANDSの六田です。
「高タンパクなフードは腎臓に負担がかかる」と聞いたことがある方も多いかもしれません。
たしかに、腎臓病などで食事管理が必要な場合には、たんぱく質量を調整することがあります。
一方で、健康な犬に対して「高タンパク=危険」と単純に言い切れるわけではありません。
どんな犬にもタンパク質は重要で、たんぱく質は筋肉や臓器、皮膚、被毛などを支える重要な栄養素です。
そのため大切なのは、「高タンパクかどうか」という数字だけではなく、どのようなたんぱく質を使い、全体がどう設計されているかという視点です。
この記事では、「高タンパクは危険」と言われる理由を整理しながら、
犬にとってのたんぱく質の役割や、フード選びで大切な視点についてわかりやすく解説していきます。
なぜ「高タンパクは危険」と言われる?

「高タンパクは体に負担がかかる」と言われる背景には、人の栄養学のイメージが影響していると言われています。
特に、
・腎臓に負担がかかる
・代謝に負担がかかる
・食べすぎると太る
といった印象を持つ方は少なくないのではないでしょうか。
犬でも、腎臓病などでたんぱく質制限が必要になるケースがあるため、「高タンパク=体に負担がかかる」というイメージにつながりやすい傾向があります。
さらに、人では「高タンパク=体への負担」という考え方が語られることも多く、その印象が犬の食事にも重ねられるようになりました。
こうした背景から、「高タンパクは危険」というイメージが広がっていったと考えられています。
犬は本来タンパク質を必要とする動物

たんぱく質は、犬の体をつくるうえで欠かせない栄養素です。
筋肉や臓器、皮膚、被毛など、体のさまざまな部分はたんぱく質を材料にしてつくられています。
さらに犬は、人よりもたんぱく質をエネルギーとして利用する割合が高い動物だと考えられています。
たんぱく質は「体をつくる材料」であると同時に、「毎日動くための支え」にもなっています。
そのため、毎日の食事でも、筋肉の維持や日々の活動を支えるために、たんぱく質が重要になります。
また、シニア犬では、加齢による筋肉量の低下を防ぐためにも、毎日のたんぱく質摂取が大切だと考えられています。
たんぱく質は腎臓に悪い?

「たんぱく質を摂りすぎると腎臓に悪い」という話を聞いたことがある方も多いかもしれません。
たしかに、腎臓病などで食事制限が必要になる場合には、獣医師の管理のもとでたんぱく質量を調整を行うことがあります。
一方で、健康な犬に対して、「高たんぱくだからすぐ腎臓に負担がかかる」と単純に言い切れるわけではありません。
また、たんぱく質は筋肉や体力維持にも関わる重要な栄養素です。
そのため、健康な犬の場合は、「高タンパクか低タンパクか」だけで判断するのではなく、愛犬の状態や、食事全体のバランスを見て考えることが大切です。
本当に重要なのは「量」だけではない

たんぱく質を考えるときに大切なのは、「何%入っているか」だけではありません。
たとえば、同じ30%の高タンパクフードでも、
・原材料(特に主原料)
・消化性
・脂質量
・炭水化物量
によって、体への負担感や食べやすさは変わってきます。
特に、肉や魚由来の動物性タンパク質は、犬の体で利用されやすい特徴があります。
だからこそ、「どれだけ入っているか」だけではなく、「食べた栄養が体の中でどう活かされるか」という視点が重要になります。
同じ高タンパクフードでも、使用する原材料や加工状態によって、体での使われ方は変わってきます。
だからこそ、数字だけではなく、「どのような考え方で作られているか」を見ることが大切です。
GRANDSが“高タンパク設計”にこだわる理由

GRANDSでは、単にたんぱく質量を増やすことを目的にしているわけではありません。
大切にしているのは、犬の体で無理なく活かせる栄養設計です。
GRANDSでは、消化性に配慮した動物性タンパク質を中心に使用し、脂質とのバランスまで含めて設計しています。
また、主原料には平飼いの鶏を使用しています。
平飼いの鶏は、自由に動き回れる環境で育てられており、引き締まった肉質になりやすいことも特徴のひとつです。

もちろん、「平飼いだから良い」という単純な話ではありません。
重要なのは、その食材をどのような目的で使い、毎日の食事の中でどう活かしていくかという視点です。
GRANDSでは、単に栄養を「足す」のではなく、食べた栄養が体の中で自然に使われる状態を大切にしています。
おわりに ― 「高タンパクかどうか」だけで選ばない

たんぱく質は、犬の体を支える重要な栄養素です。
一方で、「高タンパクだから良い」「高タンパクだから危険」と、単純に判断できるものでもありません。
大切なのは、そのたんぱく質が、犬の体で無理なく活かされるように設計されているかどうかです。
食事は、特定の栄養だけで成り立つものではなく、さまざまな食材や栄養が組み合わさることで支えられています。
だからこそ、「高タンパクかどうか」という数字だけではなく、愛犬の体に合っているか、毎日無理なく続けられるかという視点が大切になります。
未来の体は、毎日のごはんの積み重ねでつくられていきます。
犬のたんぱく質に関するFAQ
Q. 犬はたんぱく質を摂りすぎると危険?
A. 健康な犬に対して、「高タンパク=危険」と単純に言い切れるわけではありません。大切なのは、たんぱく質の量だけでなく、どのような原料を使い、どう設計されているかです。
Q. 高タンパクフードは腎臓に悪い?
A. 腎臓病などで食事制限が必要な場合には調整が必要になることがあります。一方で、健康な犬では、「高タンパク=すぐ腎臓に悪い」とは一概に言えません。
Q. 犬は人よりたんぱく質を必要とする?
A. 犬は、人よりもたんぱく質をエネルギーとして利用する割合が高い動物です。そのため、毎日の食事でも重要な栄養素になります。
Q. 高タンパクフードを選ぶときに大切なことは?
A. 「高タンパク」という数値だけではなく、動物性タンパク質の質や、消化吸収、全体の栄養バランスまで含めて見ることが大切です。
Q. シニア犬は高タンパクフードを避けた方がいい?
A. 加齢によって筋肉量が低下しやすくなるため、シニア犬でもたんぱく質は重要です。
ただし、持病や腎機能の状態によって調整が必要な場合もあるため、体調に合わせて考えることが大切です。


